2012年 11月 05日
追悼 ゲルト・クナッパーさん5年ぐらい前から前立腺ガンを患っており、闘病されていたと聞いていた。
とても残念だ。
在りし日のクナッパー氏、2004年我が家の新築祝いにて
不思議な御縁で、クナッパー氏の仕事をお手伝いさせていただいたのがきっかけで、親しくお付き合いさせていただき、わがままを言って我が家の玄関に陶板で作品を作っていただいた。
ご自宅に作ったギャラリーのオープニングセレモニーにもご招待頂いたこともありました。
思えば、2001年9月11日、クナッパーさんの仕事で青森市の飲み屋でお酒をご一緒していたときにニューヨーク同時多発テロの第一報がテレビに映ったのでした。
クナッパー氏は小柄でユーモアがあり、会話の中にいつもウィットがあった。一方、ドイツ人らしい合理的な考えの持ち主でもあった。
芸術家で名を成した方だが、威張るところが一つもなくて、いつも丁寧な対応を私達にもして頂いた。
奥様も素敵な方(北海道生まれ)で、クナッパーさんは亭主関白ぶっていたが奥様を深く愛しているのが微笑ましかった。
日本が大好きで、日本人以上に日本を好きだったと想う。
葬儀は、神式で近親者のみで行われるとのこと。
クナッパーさんと出会えたことは本当に楽しい時間を私に与えて頂きました。
感謝申し上げます。ありがとうございます。
また次の世でも、お会いいたしましょうね。
合掌。