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ジョー・コーポレーション

愛媛県松山市に不動産、建設業を営んでいるジョー・コーポレーションという会社がある。

社長は、中岡大起氏。先代が、愛媛県内子町で創業した会社の2代目。

内子町時代は公共事業が主だったが、政争に敗れて公共事業がとれなくなってしまったのでした。

以前は、政治的にトップの反対派に付くと指名を外されるなどあからさまな嫌がらせが日常茶飯事であった。

経営の危機を迎えた中岡氏は、民間工事に業態を変えた。

第2創業時代と中岡氏は語っている。

民間工事はお客様から喜んでもらえなければ次の仕事は来ない。

逆に、信頼を得られればお客様を紹介してくれる。

徹底的な会社の業態の見直しをした。

現場にはゴミひとつなく、社員はさわやかな挨拶、丁寧な説明など理想の会社に育っていった。

売り上げは、6億が数百億の会社に成長した。

しかし、景気の影響はジョー・コーポレーションにも襲いかかった。

2007年民事再生手続きをする事態に。

中岡社長は、毎週月曜日に「社長の今週の言葉」をメルマガに載せている。

社員用だが、一般の人も見ることが出来る。登録すれば毎週送られてくる。

今週の月曜日は以下。

経営とは「実行すること」
 「ユニクロ」を展開している柳井正社長の言葉です。
 柳井社長はこう言っています。

 「いい会社と悪い会社でやっていることは、表面上はほとんど一緒です。やるべきことも一緒です。何が違うかといえば、どの程度までやるのか、どの水準を目指すのか、それだけです」
 そして、こう続けています。
 「悪い会社はいい加減にやっていたり、やっているふりだけで終わっている。低い水準での成功で満足している。いい会社は徹底的にやり、それでも満足せずに、全員でさらに上を目指している。そういう違いがあります」

 まさにわが社にこそ、当てはまる指摘です。
 前回発信した通り、目標管理の浸透度は「いい加減にやっていたり、やっているふりだけで終わっている」と言われても仕方ありません。まだまだ「全社員が実行している」状況ではありません。
 発信内容を見た元役員からは、「この状況になっても徹底できない社員は、船から降ろすべし」という叱責も届きました。
 私たち上司の不徳の致すところという以外ありません。

 ただ一方では、先週、多くのお客様からお褒めの言葉もいただいています。
 あるデベロッパーの役員からこう言われました。

 「御社から住宅のお客様を紹介してもらった。支払い条件の関係で御社では受注しないということだったが、そのお客様も『ジョーさんでやって欲しかった』と言っていた。何より、御社の営業マンの熱意や会社を思う気持ちに感動した。もし、うちの会社が民事再生を出した場合、これほど頑張ってくれる社員が何人いるだろうか。非常に少ないはずだ」

 また、過去に20億円近く発注していただいている店舗の経営者の方からの言葉。
 社員数が減少しているわが社の現状を説明しますと、お客様は同行していた営業担当者を指差し、「社長、この○○さんはやめさせてはいかん。必ず残してくださいよ」
 それを聞いた営業担当の感激もいかばかりかであったことでしょう。

 さらに、幾人かの建築中のお客様からは「現場がきれいなので驚きました。ゴミ一つ、吸殻一つ落ちていません。環境整備が素晴らしいですね」と賞賛の声も届いています。

 つまり、わが社においては徹底が不十分な「弱み」もあるが、徹底できている「強み」もあるということ。
 当然ながら、私たちは「強み」を伸ばし、「弱み」を克服しなければなりません。
 
 今週は2月最後の一週間。
 「月間目標」を達成するため、全力を注ぎましょう。一日一日やるべきことを実行し、悔いのない一週間にするのです。
 柳井社長の言葉を借りれば、社員一人ひとりが「徹底的に実行」しなければなりません。
 私たちの輝ける未来は、この延長線上にこそあるのです。



中岡社長は1999年から毎週欠かさず続けている。

私も中岡社長の言葉にどれだけ励まされたことか。

人一人の生き方がどれだけ多くの人に影響があるかを身に染みて感じたとき、自分がよく生きることで誰かの役に立っていることに気付く。
by 8jyou | 2010-02-25 09:17 | 感動、発見